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種類が豊富!インドネシアの屋台飯
”屋台“と聞いて、私たち日本人はどういったものを想像するでしょう?
お祭りや花火大会などのイベントに出る出店?
実は初めてインドネシアに行く前に、
「インドネシアでは家の前まで屋台が来るから、お腹が空いてなくてもつい買っちゃうんだよ~!」
というのを聞いて、驚いたことを今でも覚えています。
日本の屋台のイメージと違う!!と。
インドネシアでは、屋台が毎日いろいろな所に並んでいるのが当たり前なのです。
「Kaki lima(カキリマ)」
インドネシア語で「移動式屋台」をこう呼びます。
屋台がある場所
日本ではお祭り以外では屋台をほとんど見かけませんが、インドネシアでは毎日様々な場所で見かけます。
・車通りの多い道路の脇
・家が立ち並ぶ住宅街
・工場やオフィスの近く
・公園の近く
など
本当にスペースさえあれば屋台はどんな場所でも見かけることができます。
写真のように、自転車や、バイク、リヤカーと一体型で移動が事由にできる屋台が多いです。
住宅街を行く屋台は、印象的な掛け声・曲やベル、碗を鳴らすなど、何かしらの音を鳴らしながら移動しています。
この音を聞くと、(あ、屋台来たな~!)とついつい買いに走ってしまうのです。
日本でいう焼き芋の移動販売車から流れる「い~しや~~きいも~~~おいもっ♪」という曲のような感じ。
この曲が結構印象的で耳に残るんですよ!
毎日聞いてるといつのまにか口ずさんでしまうほどです。
インドネシアの屋台で食べられる料理
屋台で販売しているものは、圧倒的に食べ物が多いです。
・Nasi Golen(ナシゴレン)焼き飯
・Mie(ミー)ラーメン
・Tempe(テンペ)揚げ物
・Baso Malan(バソマラン)肉団子スープ
・siomay(ソマイ)焼売
・Bubur(ブブル)お粥
・Es Chample(エスチャンプル)かき氷
食べ物以外では
・子ども用のバルーン
本当はもっといろいろな種類がありますが、代表的なものをいくつか挙げてみました。
↑こちらの写真、左がBaso Malan、右がMie。
バソマランは好みの味付けもできますよ!
サンバル多めで思いっきり辛くしてもよし、甘いソースでさっぱり系にしてもよし!
ちなみに私は、どうしても毎回日本食のような味付けにしてしまいます。
インドネシア料理はもちろんおいしいけど、やはり日本人ですから、日本にあるような、ダシが効いたさっぱり系のスープは落ち着くのです。
インドネシアの屋台の料金
屋台のフードの料金は日本円でいうとだいたい200~500円ほど。
驚いたことに、なんと料金は基本後払い制!
家の前まで来た屋台で買って、家の中で食べるときもそうです。
完食してお皿を返すタイミングで料金を支払います。
フードは先払いが当たり前に思っていたので、「食い逃げする人はいないの?」と聞いたら、「そんなことする人はいない、大丈夫よ」とのこと。
私だったらハラハラしちゃいそうだけどなぁ…。
最後に
インドネシアのソウルフード、屋台はいかがでしたか?
外食文化であるインドネシア人は、屋台で食事を済ませることが多いようです。
屋台フードが買えるようになると、現地にもだいぶ馴染めると思うので、ぜひいろいろな屋台を楽しんでみてください!
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