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インドネシアで夜の遊びはできるのか?バーに行ってみた
夜の遊びといえばバーやクラブなどを思い浮かべるのではないでしょうか?
インドネシアでは、ムスリム(イスラム教徒)が国民の9割を占めていて、、コーランの教えでは飲酒を禁じています。
ムスリム人口が多いインドネシアでは、お酒のイメージが強いバーやクラブはどのような雰囲気なのでしょうか。
インドネシア人が行く夜の遊び場がどんな場所なのか気になったので、今回は実際に行ってみました。
インドネシアのクラブにはドレスコードがある
今回出向いたお店は、バンドゥンにある「SOBBERS」というレストラン&バー。
たまたま友人がDJをすると教えてくれたので行ってみました。
入り口には警備員が数人警備をしていて、入店する際に必ず服装チェックと荷物チェックが行われます。
バーの入り口には、入店するにあたっての禁止事項が書かれていました。
・18歳未満の入店
・ノースリーブの着用
・短パンの着用
・ビーチサンダルの着用
・武器の持ち込み
・喧嘩はしない
・危険ドラッグの持ち込み
・食べ物や飲み物の持ち込み
こちらの禁止事項を元に、服装&荷物チェックが行われるのです。
もし何も知らずにハーフパンツを履いて行ってしまい、入り口で止められてしまうことがあったら、滞在先のホテルに戻るか、適当にその辺の店で買うしかない。
しかし、インドネシアでの移動は、昼夜を問わず常に渋滞が付きまとってくるので、元の場所へ戻るというのはかなり精神的な体力が削られます。
服装だけは何も問題が内容にあらかじめ意識し、警備員に止められるようなことがないような服装をしていきましょう。
荷物チェックは、ディズニーランドに入園する際に行われる荷物チェックのようなものをイメージしてくれたら良いです。
バッグの中身を軽く見て、大きなバッグだったら外側から触って危険物の持ち込みがないかを確認します。
服装&持ち物検査が終われば、いよいよ入店です。
インドネシアのバーのメニューは酒以外は安い!
バーは二階にあるとのことなので、階段をドキドキしながら上っていきます。
内装がとってもオシャレ
二階につくと、バーの広さに驚き!!
広いフロアがメインのようですが、レストラン&バーとうたうだけあってテーブル席が何十席もありました。
きっと大きなイベント時にはテーブルをしまい、フロアを広々と使えるようにするのでしょう。
ソファ席もありましたよ。
到着したのは21:45頃。
あまりお客さんはいませんでした。
インドネシア人の友達にバーやクラブは盛り上がるのか聞いたところ、“昔は流行った時期があったが今は人気が落ち着いている”とのことでした。
そして、肝心のメニュー
1枚目がフードメニュー、2枚目がドリンクメニューですね。
ドリンクメニューのぎっしり感を見ていただくとわかると思いますが、ドリンクの種類が豊富!!!
フードは日本円で、約220円~約700円
ソフトドリンクは日本円で、1杯約200円
アルコールドリンクは日本円で、1杯約520円~約4,000円
こんなに豪華な店構えから一転、フードとソフトドリンクの値段はお手頃です。
しかし、アルコールドリンクは種類によっては高値で、特にワインは高級なもののようです。
イベントが始まると、フロアの前ではDJが曲を流していき、DJの背後には曲に合わせて動く大きなモニターがありました。
これがとっても格好いいんです!
この日はお客が空いていたこともあってかDJブースの前でダンスする人はいませんでしたが、ソファ席ではアルコールを飲んでテンションが上がった若者たちが踊ったり、ポッキーゲームをしたり騒いだりと楽しそうにしていました。
アルコールを飲んで楽しそうにしている若者を見てみると、どうやら華僑の人たちのようで、ムスリムではない様子でした。
私の友達や他のテーブル席のムスリムのお客さんは、やはりバーでもアルコールは嗜むことはなく、ソフトドリンクで楽しんでいました。
まとめ
ムスリム人口が多いインドネシアにも大きな街ならいくつかバーは存在するようで、インドネシアのバーは想像よりもお洒落で、規模が大きく、なにより警備がしっかりしていて安心して遊べました。。
フードやソフトドリンクの値段が安いので、筆者のように普段バーに行き慣れていない人でも気軽に楽しむことができました。
ただ、日本のバーやクラブではそこまでの違いがないので、インドネシアらしさを求めていくと物足りなさがあるかもしれません。
バー以外でも、観光地によっては神聖な場所はノースリーブや短パン、ビーチサンダルの着用が禁じられている観光地もあります。
そういった場面でいつも対応ができるように、滞在中はなるべく肌の露出は控える格好をしたりと、準備と心構えは必要だと思いました。
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