-
複数の意味を使い分けるインドネシア語3選
たとえば、「すみません」には、“ごめんなさい”と“ちょっとよろしいですか?(Execuseme)”の二つの意味が含まれています。
インドネシア語にもそのように二つの意味が含まれている言葉があります。
今回は覚えておいて損はない二つの意味のインドネシア単語3選をご紹介します。
インドネシア語「enak」おいしい・気持ちいい
インドネシアで食事をするときに頻繁に使う「enak」ですが、実は“優しい”という意味でもあります。
「enak」おいしいの例文
・この料理、すごくおいしいです!
Ini makanan enak banget!
イニ マカナン エナッ(ク) バングッ(ト)
Ini=これ
makanak=料理
banget=すごく、とても
「enak」気持ちいいの例文
・彼女のマッサージは気持ちいいです。
pemijatannya enak.
プミジャタンニャ エナッ(ク)pemijatan=マッサージ
dia=彼女、彼(男女どちらの意味も)
pemijatan+dia→pemijatannya
彼女のマッサージ
インドネシア語「baik」良い・優しい
「Apa kabar?(ごきげんいかが?)」の返事で必ずと言っていいほど使われる「baik」は良いという意味だけではなく、優しいという意味でも使います。
「baik」良いの例文
・今日はいい天気です。
Hari ini cuaca baik.
ハリ イニ チュアチャ バイッ(ク)
hari ini=今日
cuaca=天気
「baik」優しいの例文
・彼女は優しい人です。
Dia orang baik.
ディア オラン バイッ(ク)
orang=人
インドネシア語「tolong」助けて・お願いします
インドネシアで困ったときに緊急で使える言葉の一つが「tolong」です。
助けてー!!と叫ぶとき「tolong!!」と使います。
他にも、“お願いします”という意味や、“どうか~してください”という意味で使います。
「tolong」助けての例文
・私を助けてください!
Saya minta tolong!
サヤ ミンタ トロン
saya=私 minta=してください
「tolong」お願いしますの例文
・もう一度言ってください。
Tolong katakan sekali lagi.
トロン カタカン スカリ ラギ
katakan=話す sekali=一度 lagi=再び
最後に
簡単な例文をいくつか紹介しましたが、そんなにスラスラと単語が出てこないよ!という方、例えば、“おいしい”という意味のenak!!は単語だけでも十分意味は伝わります。“いいね~!”という時に「baik ya!」とも使います。
どうでしょうか?簡単ですし、とても便利な言葉ですね。
今回紹介した全ての単語は本当に毎日のように飛び交う単語ばかりですから、覚えておいてまったく損はありません。
とくに、baikはどちらの意味も両方良い意味なので、料理をご馳走になったとき、人に親切にしてもらったときなどに、積極的に使ってみましょう!
2017 (C) 株式会社HK