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インドネシア バンドゥンの幻想的な火口山「カワプティ」
インドネシアのバンドゥンの観光名所といえば、地元の人たちが口をそろえて教えてくれるのが「Kawa Putih(カワプティ)」
カワプティがあるバンドゥンという都市は、インドネシアジャワ島西部にあります。
インドネシア国内では第三の都市と言われ、週末には主にジャカルタから避暑地として観光客や買い物客が集まる、とても活気にあふれる都市です。
バンドゥンは、首都ジャカルタと比べて標高が高い場所に位置し、亜熱帯のインドネシアにしては涼しい街なのです。
私はバンドゥンに滞在をしていましたが、バンドゥンの過ごしやすい気候に慣れてしまうと、ジャカルタの蒸し暑さに驚いてしまうぐらい!
すぐバンドゥンが恋しくなり帰りたくなるほど、気候が気持ちの良い街ですよ。
本日はそんなバンドゥンを観光するなら是非おさえておきたい観光名所である「Kawa Putih(カワプティ)」をご紹介します。
インドネシア西部ジャワにあるカワプティとは?
カワプティは火口湖と言い、火山の噴火口から湧き出て溜まった水からできた湖。
これが、かなり大きいです!!!
大きさは直径500mだそうで、写真を撮ろうとしてもそのあまりの大きさに、まったく全貌が写りません!
写真からも見える通り、湖の色は薄いエメラルドグリーンのような色をしています。
台地がきれいな白い色をしていますが、その周りの木々は枯れ、湖からは蒸気ががモクモクと出続けています。
日本でも見たことのない光景は、なんとも幻想的で、全く違う星にたどり着いたような感覚になります。
なぜカワプティの周りの木々が枯れているのかというと、火山に含まれる硫黄の影響です。
硫黄が生物に有害な物質ということは、もちろん人間にも害がありますから、カワプティには注意を喚起する「滞在は5分まで!」というような立て看板があります。
カワプティに観光に来ていたのが慣れた地元の人たちばかりだったのか、はたまた、もっぱら細かいことは気にしないインドネシア人の国民性なのかわかりませんが、その立て看板の注意をしっかり読んでいる人も、守って5分で切り上げていた人もいなかったように思います。
カワプティに行く際に絶対に持っていった方がよい持ち物2点
実際にカワプティに行き、これは絶対に持って行ったほうがいい!と思ったものはこちら。
・マスク
・長袖の上着
マスクが必要な理由は、まず硫黄の腐った卵のような臭いがキツいこと。
そして、カワプティに5分以上滞在するときは、硫黄を吸い込みすぎて頭痛が発生し体調が悪くなるので、そのリスクを防ぎます。
長袖の上着はが必要な理由は、カワプティがとにかく寒く冷えているからです。
カワプティがある場所は標高2,430m。とても高い場所にあります。
その高さは富士山でいう6合目にあたります。
雨季は雨が降り、より寒くなるので、長袖Tシャツ一枚でも十分寒く感じます。雨季の場合は長袖Tシャツの上に一枚上着を羽織って行くことをオススメします。
まとめ
インドネシア、バンドゥン市にある幻想的な湖「カワプティ」はいかがでしたか?
どうやらカワプティは知る人ぞ知る観光スポットだそうで、日本のガイドブックには載っていないスポットです。
しかし、なぜ載ってないんだと思わせてくれる幻想的な景観は、必ず行ってみて良かったと思わせてくれますよ。
標高が高いカワプティですが、行くまでの道のりには広い田園や茶畑、イチゴ畑も有名で景色を楽しみながら山を登ることができます。
カワプティを見に行く次いでに、インドネシアの大自然や、日本とは違う形の田園や茶畑イチゴ畑を見に行ってみても良いかもしれません。
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